予後の良い乳がんは早期発見と早期治療で

女性は生理周期の関係で胸がチクチクと痛むことがあったり、ふとした時に乳房にシコリがあることに気がついたり…

今、女性の乳がんは増加しています。
20代~30代の若年性乳がんが最も増加し、40代・50代も右肩上がり。

有名人が乳がんになったという報道や、闘病の末に幼い子ども達を残してこの世から旅立った小林麻央(享年34)さんのことを思うと、乳がんに対する意識が高まりますよね。

乳がん手術は必ずしも胸を失うわけではない

乳がんは病巣の位置によっては、乳輪に沿って切除して腫瘍を摘出し、再び乳輪に沿ってとじるので乳首の温存が可能です。その場合、術痕はほぼ目立ちません

また、腫瘍を摘出して減った分を周りの脂肪を寄せてくることで左右の大きさを整える配慮をしてくれる医師もいます。

乳がんを心配される場合、必ずしも胸を失うわけではありませんので、病院に行くことを怖がらないでくださいね。

乳がん=乳房全摘出や、乳首を失うというイメージがあり、異変を感じてもなかなか検査にいきたがらない傾向にあります。

乳がんは早期発見・早期治療することで治すことが出来るので、定期的にがん検診(マンモグラフィ検査・超音波検査)をすることはとても大切です。

ただし‼

マンモグラフィ検査に関しては、日本では40歳以上の検査を推奨していますが、欧米などでは閉経後のほうが高い成果が得られるとして、若年層の女性には奨めていません。

ということで、石灰化所見がすでにあるという場合は別ですが、閉経前にあまり過剰に(半年に1回や数ヶ月に1回など)マンモグラフィー検査をすることには賛否両論あります。

乳がん検査の頻度やマンモか超音波(エコー)検査の選択についても難しいところ。北斗晶(50歳)さんのように、マンモでは分からなかった腫瘍がエコーで発見されるなどの例もありますので…

まずは、自宅でセルフチェックすることでも異変を発見できるので、乳がんになる原因や予防、自己検診の方法についてまとめました。

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増加している乳がんの7大原因

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乳がんの原因は様々あります。よく耳にするのは、

  • 年齢的要素
  • 女性ホルモンのエストロゲンが関わっている事
  • 遺伝
  • 食生活の欧米化
  • 飲酒
  • 運動不足
  • ストレス

となります。

年齢的要素

今、乳がんの発生率は30代から高くなると言われていますが、最もピークなのは40代後半から50代。

忙しい毎日の中でついつい自分のことは後回しにしてしまいがちな年齢ですが、だからこそ日頃から注意しておかなければなりません。

セルフチェックを習慣づけましょう。(以下参照)

女性ホルモンエストロゲン

乳がんが発生するリスクが高まると言われているのが、女性ホルモンのエストロゲン

私は不妊治療をしていたのでよく耳にしてきましたが、普通に生活をしているとあまり聞きませんよね。

エストロゲンとは?

月経が終わる頃から分泌量が増えていき、排卵までの期間に多く分泌されるホルモンです。

また、妊娠しやすい身体を作るために必要なホルモンになります。

月経期間は人によって違いますが、排卵までの期間は、お肌や髪の調子が良く気分もイキイキしませんか?
その期間は、エストロゲンが働いているお陰なんです。女性らしさを作るホルモンでもあります。

エストロゲンが多く分泌されている時は、乳腺の細胞分裂が活発になり、さらに発達させます。
それ自体は問題はありませんが、がん細胞を作ってしまう原因の一つとなるのも事実です。


乳がんリスクが高いのは?

  • 高齢出産の方
  • 初潮年齢が早い方
  • 出産経験がない方
  • 閉経が遅い方

などは、一生のうちの半世紀は月経があることになります。

月経の回数が多ければ多い人ほど、エストロゲンの影響を大きく受けるので、乳がんのリスクも高いと言われています。

また、ホルモン補充療法や経口避妊剤を長期間続けている方も、注意しながら医師の処方を守ってくださいね。

↑私も排卵誘発剤などをしてきた経験があるので気をつけなければと思っています( ;∀;)

遺伝的要素

がん家系と昔からよく言われるように、がんになりやすい遺伝的要素はあります。

乳がんや卵巣がん、皮膚がん、泌尿器がん、脳腫瘍など遺伝性腫瘍の傾向が強いため、家族にこれらのがんを患った人がいる場合は、詳しい病名を確認しておくと良いでしょう。

特に大腸がんには『家族性大腸がん』という病気の種類があるほどです。

ここ最近では、遺伝要素がなくてもがんを患う割合は増えています。

それは、環境要因があるためです。

一緒に暮らす家族は食生活や生活環境が似てきますので、この環境要因も大きく影響してきます。
生活習慣の見直しをすることも大切です。

食生活の欧米化

食生活が欧米化することで、なぜ乳がんのリスクが高まるのでしょう?

欧米のような肉料理中心の食事は、高カロリーになりますよね。
脂肪が増える事で、脂肪中にエストロゲンなどのホルモンを蓄えてしまいます。

もともとお肉中心の食生活をしていれば、肥満になりやすい体型に。
それゆえに肥満体型は、様々な病気を引き起こしやすい原因になります。

特に女性は閉経後の肥満は、脂肪組織の中にエストロゲンが作られてしまうので、肥満体型は乳がんになりやすいと言われているのです。

ただし、閉経前の肥満は乳がんのリスクは低いと言われています。

飲酒による乳がんの発症リスクも

お酒は昔から百薬の長とも言われていますが、飲み過ぎは毒とも言われています。

お酒を飲む量としては、1日1杯程度のお酒の量では危険ではありませんが、飲む量が増えれば増えるほど、それが危険因子となりガンのリスクが高くなります。

では、適量のお酒の量とは?

  • 日本酒 :1合
  • ビール :中ジョッキ1杯
  • ワイン :ワイングラス2杯

など。

程良い量が身体の負担がかかりませんので、美味しく飲みながらも気をつけましょうね。

運動不足も乳がん発症リスクに

日頃の運動不足は肥満のリスクが増し、がんのリスクにもつながります。

特に基礎代謝の落ちる40代以降の女性が適度な運動をすることは、がん予防にも健康にも良いです。

定期的に軽い運動(ウォーキングやジョキングなど)を毎日10分~20分程度を心がげてみましょう。

肥満は生活習慣を見直す事で改善が出来ます。

閉経前後関係なく日常生活を穏やかに暮らすには、太り過ぎないよう注意しましょう。

ストレス

ストレスは乳がんの発症リスクと関係あるのでしょうか?
実は、大いに関係があります。

ストレスが溜まり、そのストレス解消にと暴飲暴食、不規則な飲食や偏食していたら…
脂肪をコレストロールを多く摂取して肥満に。
さらには睡眠不足にも。

そういった生活をすることで、女性ホルモンのエストロゲンを多く分泌させてしまい乳がんリスクを上げることになります。

ただし、ストレスフルな生活をしているから乳がんになってしまうかも…などと、自分を追い込んでしまわないように気をつけましょう。

第一に考えることは、ストレスフリーになるように心がけることです。

乳がんになりやすい職業・職種の特徴

  • 責任を任される業務が多い
  • 激務をこなさなければいけない
  • 睡眠時間が少ない
  • 身体に負担が多い
  • 不規則な生活になる

ストレスは、乳がんだけでなく他のがんの原因になることもあります。


健康に生きるためには、

  • ストレスをためないように心掛けること
  • ストレスが溜まったと感じたら、無理なく心や体を休めること
  • 規則正しい食生活を送ること

これらは生きていくうえでとても大切なことです。

喫煙による乳がん発症リスクは?

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タバコを吸えば、肺がんのリスクや生活習慣病のリスクも高いですよね。

女性の喫煙は、乳がんになる確率が非喫煙者の2倍~4倍になるだけではなく不妊にもなりやすく、それだけ身体への負担が大きいと言えます。

ただ、喫煙者だけでの問題ではありません。

受動喫煙って聞いたことはありませんか?
喫煙者の周りやその近くにいる人のこと言いますが、やはり乳がん発症リスクがあるんです。

なので、喫煙者は周りの配慮する事も必要ですね。

禁煙すれば乳がんだけではなく、肺がんのリスクも下げる事もできます。

iQOS(アイコス)やglo(グロー)やPloomTECH(プルームテック)などの加熱式タバコは、発ガン性や発ガン性物質は大幅に削減されていると言われていますが、リスクが0になるわけではありません。

できるだけ心配の種を減らすためにも、思いきって禁煙外来にいってみましょう。

糖尿病による乳がんの発生リスクは?

糖尿病は、患者数320万人弱もいる成人病ですよね。

肥満と生活習慣は糖尿病の大きな原因であり、高インスリン血症や高血糖の状態は癌のリスクを上げます。

乳がんの発生リスクにも影響するという点も注目されているので、糖尿病や糖尿病予備軍といわれている場合は注意が必要です。

定期検診で糖尿病と診断された方、または治療中の方は、定期的に乳がん検診も受けることをおすすめします。

乳がん自己検診(セルフチェック)

女性は生理周期のホルモンバランスによって、おっぱいが張ったりチクチク痛むので、セルフチェックが難しかったりもするのですが、継続して自分の胸の状態を知っておくことでパターンが分かるようになってきます。

入浴中に、お風呂上りに、着替えの時に、ブラジャーを着用する際に。
乳がんの自己検診を習慣づけるようにしましょう。

詳細をまとめ次第、新たに記事を公開させていただきます。